前回までの話はこちら。
第１話はこちらです。
ノンフィクション, 私の実録です。

私は、最後の一口を食べ終わった上司に
「もし奥さまが、ほかの男性の子供を産みたいと言ったら、なんて返されますか？」と聞いてみました。

すると、「そんなの、離婚するしかないでしょう」と言って、上司は立ち上がりました。

「 妻がよその男性の子供を産みたいって言ったら、離婚しかないよ」と真顔で言うと、ササっと、お会計へと向かわれました。

当たり前ではあるんですけど…
私の相談である「夫以外の男性の子供が産みたい」は、
所詮上司にとっては他人の相談。

親身になったとしても、他人は他人。

自分の家族であれば決して許すことはできないし、
離婚までする案件なんだと気付かされました。

普通に考えると、当たり前のことですが、
約４年ものあいだ、悩みに悩んでいた私にとっては、ショックでした。

現実を目の当たりにした私は、何事もなかったように午後から仕事へと戻りました。
まさか、一週間後に、社長が知る由になるとは、まだ露ほども思わずに、です。

ーー

続きます。

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